IFRSの予備校に通い始めた話。【2019年9月】

こんにちは。こうすけです。

本日は、IFRSの予備校に通い始めた僕が、通うかどうか迷っている人向けに感想を書きたいと思います。

なぜIFRS予備校に通い始めたか。

僕が勤めている会社自体はIFRSではないのですが(JP-GAAPです)、会社が海外へ進出しており、進出先がことごとくIFRS(または、IFRSベースの会計基準)なのです。

※IFRS適用国はこちらでかくにん。(PDFです。5ページ目で確認できます。)

そのため、連結決算を組むうえで現地財務諸表の中身を理解しておかなければならないので、しっかりと身に着ける必要があるなと感じたので、予備校に通うことを選びました。

ネット上で会計事務所や会計士さんがIFRS関連の記事を書いているので、ネット検索でも結構情報が多いのですが、”体系的に” ”効率的に”学習したかったので、また、転職でなんかの足しになるかと思い、IFRS検定を受けることも想定して予備校に通い始めました。

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授業料と消化のペース。

僕は、家が都内ではないので通うのは面倒なので、WEB授業のみのコースにしました。このほうが自習室が使えない代わりに少し安かったです。

WEB講義は自分のペースで消化できるのでおすすめです。入会金込みで20万でした。

(タイトル「通う」ですが、通っているわけではないですね。笑)

授業は、2時間ちょっとの講義が20回あり、僕の場合は、土日で合わせて3回消化し、祝日があればさらにもう1回消化しています。

本日時点で12回消化しており、9月の連休中に一通り終える予定です。

動画は、0.8倍速、1倍速、1.2倍速、1.5倍速、2倍速で再生できますが、1倍速以下は遅すぎるので、1.2倍速と1.5倍速を内容で使い分けています。倍速だと1講義90分くらいで終わるので、集中力を切らさないし、効率的だと思います。

最初は違和感ありますが、講師陣も慣れてくるのか、数回目の授業から倍速でも違和感なく授業を受けていけます。

注意点としては、動画がスムーズに見れないときあります。原因はサーバーの処理能力と推測しますが、(ほかの受講生のアクセスが多いとき?)かくかく止まりながらで、倍速なのに結局2時間かかった時が1度ありました。

授業の感想

大前提として、商業簿記1級程度の知識があれば(あるいは会計士資格を有していれば)、内容は難しくありません。逆に商業簿記2級程度の知識の場合は結構難しいなと感じるかもしれません。

具体的には、利息法の計算、割引現在価値、退職給付会計、新株予約権付社債など、商業簿記1級で学習済みの内容が多くあります。これは、すでに日本の会計基準がコンバージェンスされているためと推測します。

もちろん、鉱物資源や農業など未知の範囲もありますが、論点として重くなく分量も少ないです。

以上より、前提知識があるうえで受講した場合、テキストは丁寧かつ必要十分であり、解説もわかりやすいです。

逆に、前提知識が不足してる場合は、テキストはわかりにくく、演習問題は応用力が育たず、解説は不十分であり、他基準(US-GAAP、JP-GAAP)との差異を聞いても混乱するだけかもしれません。

受講のメリット

受けてみてのメリットとしては、独学やネット検索よりも効率的にかつ体系的に学べているなと感じます。

また、収益認識基準や新リース会計など、今後日本の会計基準でも導入が予定されいている(または、導入される可能性がある)会計基準も先んじて学習することが可能です。

上記論点はしっかりとページと時間を取って解説してくれています。

会社がIFRS適用国へ進出しているため、連結決算あるいはその前段階の海外子会社の決算書チェックの面でダイレクトに仕事に活かせるという点を含めて、20万円の価値は十分にあったと考えています。(ただ、与えられている職務の面も含めて僕ほどダイレクトに活かせる環境の人は少ない気もしますが、)

IFRS検定

ところで、この流れでIFRS検定まで受験するかはまだ微妙です。現状で学習した内容を十分仕事に活かしていけるのに、あえて4万7千円(⁉)試験を受ける必要があるかは、微妙かなと考えています。

IFRS検定受験に関してはまた時期が近くなったら受けるかどうかも含めて記事に上げたいと思います。

以上、IFRS予備校をご検討中の方の参考になれば幸いです。

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僕は現職はこちらのエージェントを利用して転職しました。

では。

【追記】IFRS検定合格しました。

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経理とVBA。これから経理になる方へ。

こんにちは。こうすけです。

今日は経理のキャリアにExcel VBAがプラスである理由を述べたいと思います。

簿記6月試験も終わり、これから経理としてキャリアを積んでいきたい方も多いと思います。経理は収益部門ではないため、どの経営者も、経理のコストにはシビアだと思います。そんな中、ほかの経理より付加価値をつけてキャリアを積んでいきたい方へ、会計知識とともにVBAをお勧めいたします。

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VBAとは?

Excelの処理を自動化するプログラミング言語になります。Excel内のVBE(というエディタ)内でコードを書いて実行します。

VBA自体は他のOfficeソフトでも使えるようですが、経理の僕自身はエクセルでしか使ったことないですし、使えないです。今回はExcel VBAのみに関する記事です。

VBAが使えると、例えば、

  • 他のエクセルブックを開いて、数字をとってこれる。
  • イベントによって、アクションを起こさせることができる。
  • 特定の条件のときのみ作業をさせることが気出る。

などがあります。

マクロという言葉を聞いたことがあると思います。あれは、「開始」ボタンを押してから「終了」ボタンを押すまでの間のエクセル内のプロセスをエクセル自体に記憶させて、同じプロセスをボタン一つで再現できるようになる機能です。

このマクロ機能も、裏側ではVBE(というエクセル内のエディタ)にコードが記載されています。このマクロ機能とVBAが使えることの違いは①条件分岐と②繰り返し、ができません。

① 条件分岐とは、特定の条件のときのみプロセスを実行させることで、例えば、セルに数字があればコピーするけど、空欄だったら何もしない、とか、セルが130%以上のセルのみセルを黄色くする、とかです。もっといろいろできます。

② 繰り返しとは、例えば、全シートに同じ処理をするとか、特定のフォルダ内のすべてのエクセルブックを調べるとかです。回数指定もできます。もっといろいろできます。

マクロ(プロセスの記録)ではこの二つができないので、経理としてはあまりうまみがありません。VBAができるとこれらが可能になります。

経理が使えるとどうなる?

上記は、VBA一般のお話ですが、ここからは、経理がVBAができるとどんな作業が楽になるかを具体的に見ていきます。

1.予算管理

多くの会社が、PLを事業部ごとや商材ごとで部門管理しているかと思います。予算制度のある会社はたいてい、この予算作成フォーマットをエクセルで作っているはずで、しかも、かなりのシート数があるはず。

VBAが使えれば、各部に配布するフォームを作成する際に、マスタとなるPLフォームだけ作れば、それを部門数分増やせます。プログラムを作成しておけば、マスタとなるフォームに修正が加わっても、簡単にすべてのシートに反映できます。

また、各部門シートに当期の最新の実績値を反映させることも可能ですし、全シートの一覧表を作成して目次シートとし、そこに各シートへのハイパーリンクを貼って、目次と各シート行ったり来たりできるようにもなります。

さらに、この各シートを会計システムに取り込みやすい形に組み替えることもできます。

これらは、部門が(シート数が)5以下なら手作業でもできますが、50とか100になったら手でやってられないので、VBAのありがたみを感じられるでしょうう。

2.仕訳作成

最近は、便利なもので、銀行のサイトから入出金明細をcsvでダウンロードできたり、経費精算システムから明細がcsvでダウンロードできますよね。ところがこれらのデータはこのまま会計システムに取り込めません。かといって手打ちをしたくもありません。そこで、csvを会計に取り込めるフォームにVBAで組み替えればよいのです。

例えば、売上金の入金にしか使っていない口座があれば、そこへの入金はすべて売掛金の消込(預金/売掛金)となるようにVBAを作っておけば、日付ごとの入金仕訳が簡単に作れます。

3.月次資料

さて、月次が締まった後に経営層(会社の規模によって役員だったり、各部長だったり)に月次レポートを提出するかと思います。これは毎回数字は変わりますが、レイアウトや作成プロセスは基本的に同じはずです。

このプロセスも自動化できます。例えば、会計システムから出力したデータを一定のレイアウトに組みなおしてグラフ化する、とかを自動化できます。

 

冒頭でも記載しましたが、技術革新と経営者の思惑により経理の仕事は減らないが、経理の仕事に就ける人は少なくなる、ということが起こります。資格を取っても使える場所がない、ということが起こります。この椅子取りゲームに負けないようにしっかりと自分の仕事を勝ち取っていけるよう、付加価値の高い経理を目指しましょう。

さて長くなってきたので、どうやってVBAを勉強したらよいか、はまた今度書きたいと思います。

おやすみなさい。

関連記事:RPAすごすぎる。経理はますます少人数制へ。

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LINEにまでOCR(画像内文字認識)が搭載。入力のみの経理の仕事はなくなる。

こんにちは。こうすけです。

弊社は社内での情報ツールに結構LINEを使うのですが、カメラ機能にOCR機能がつきましたね。今日はそれに関して思うことを書きたいと思います。

OCRとは?

OCRとは、写真などの画像データ内の文字を認識してテキストデータにできる機能のことです。例えば、本や雑誌の1ページを写真に撮ったら、そのデータは各ドットの情報は持っていますが、文字や文章のテキスト情報は持っていませんよね。この画像内から「文字を認識」し、認識した文字列を「テキストデータ化」するのがOCRの機能です。

家計簿アプリとかで、レシートを写真に撮ったら、そこから店とか日付とか金額を読み取って自動で入力してくれる、って機能がありますが、それです。

何がやばいの?

これ、すなわち、「写真を撮ったら会計システム内に仕訳が起こる」って未来が近いことを意味してるんです!!

つまり、誰もがしたくない「手入力」という仕事が減っていくことが想定されます。

今は、取引が起きてから会計に仕訳が起こるまでの流れはおおむね、

取引発生

⇒ ①取引先が”紙の”納品書、請求書を発行する

⇒ ②請求書を受け取り、データ入力

⇒ ③データが会計に取り込まれる。

だと思います。

①では、紙ではなくPDFだったりしますし、PDFでもメールで送ってくるか、WEBからダウンロードするか、というパターンがありますが、基本、受け取ったデータをどこかの段階で「手入力」する必要があります。

(これは各会社により、営業サイドの仕事かもしれないし、経理の仕事かもしれません)

この「手入力」の部分を省力化できる可能性があるんです。こうなると、各社の単純作業中従事者は職を失うか、給与に強いダウンフォースが加わると思われます。

やっかいなのは手書きの請求書

単純入力作業は減らせはすると思いますが、ゼロにはならない気がするのは、しつこく手書きの請求書を送ってくる業者があるからです。

現時点では、手書きの請求書の読み取り制度が高くないので、手書きの請求書を入力し続ける作業は必要かもしれません。(なくなってほしいですが。)

経理の付加価値とは?

経理として生き残るには、機械に代わられない価値を提供できることが必要です。経理の価値とは、請求書を入力することではなく、「判断」をすること、にあります。例えば、1枚の請求書に関して経理は以下を判断します。

費用か資産か、原価か販管費か、科目は何か、税区分は何か、発生はいつか、部門はどこか、摘要に何を記載しておくべきか。

この”判断”を正しくできることが、経理の価値だと思うわけです。これには会計・税務の知識だけではなく、自社の各部門が何をしているか、どんな業務プロセスかまでしっかりと理解している必要があります。

経理の仕事は、外部から見るとデータ入力だけのルーティンで容易にテクノロジーで代替されそうですが、現状は、ルール付けはできるが、「理解と判断」はシステムでは難しい面があるため、上記のような「理解と判断」に関する業務をしている限り、当面は大丈夫なのではないかと感じます。

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AIは僕たちの仕事を飲み込むか?

AIが仕事を奪う、という言説も耳に慣れて久しいですが、

ぼくは全ての仕事がAIや機械に奪われるとはあまり思っていません。

あえて、特定の職種に限らず、ふわっとした一般論です。

理由は以下の3つです。

①AIをツールとして使えるスキルを持ち合わせた人が少ないから。

②AIから役務提供を受けたくない人がいるから。

③AIへの投資額より人間の方が安い可能性があるから。

順にみていきましょう。

1.AIをツールとして使えるスキルを持ち合わせた人が少ないから。

自動車が発明され、馬車がいらなくなったとき、御者はタクシー運転手になれたかもしれないが、馬の飼育員が工場で車を組み立てられたとは思えない。

高度なスキルは容易には身につかないのです。

現代企業には、会計システムから、在庫管理、顧客管理、受発注管理まで、大小さまざまなソフトウェアが取り込まれているが、機能の100%理解しを使いこなせている従業員はどの程度いるだろうか?

ましてや、システム化などせず、「紙」で非効率な管理をしている会社も多いかもしれない。

そんな現代社会で、AIのソフトウェアを果たして管理できるだろうか?

2.AIからサービスを受けたくない人がいるから。

これだけ、ストリーミングサービスがあるのに、町のレンタルビデオ屋がつぶれていないのは結構驚きである。CDショップもなくなるといわれたが、いまだにある。

つまり、より便利なサービスがうまれても、それを使えない人や、使いたくない人、というのは一定数いるようだ。

僕は、もうAmazonPrimeとNetflixに頼っているので、DVDをレンタルすることはないだろうが、逆に、これからもレンタルをし続ける人もいるだろう。

無人のコンビニで物を買いたくない人や、ドローに宅配されたくない人、というのはこれからも残るのだろう。

その限りで、人の仕事を奪うことはできないだろう。

3.AIへの投資額より人間の方が安い可能性があるから。

これが一番大きな理由だが、結局、ひとが(人件費が)安すぎるのではないだろうか。高度なAIを含む装置等の設備にお金をかけて、管理者を教育するよりも、時給千円で人手が買えるなら安いと考える経営者は多いだろう。(※1)

※1 会社が負担するのは社保をいれても2千円しないだろう。

そんな感じで、まだまだ僕たちの仕事は安泰だ

(といいつつ、生き残り戦略をとっていますが、それはまた今度)

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